昭和人のつぶやき

昭和50年生まれのサラリーマンブログです

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あの頃の憎いやつ 〜クソゲー回顧録2〜

あの頃の憎いやつ 〜クソゲー回顧録2〜

 

さて、気づいたら今年もあと少しで終わろうとしている中、この1年の活動を思い返す良いタイミングでもありますが、なぜか数十年前のクソゲーについて回顧してみたいと思いますw

 

※前回は「スペランカー」「ジャーヴァス」「じゃじゃ丸くん」に登場いただきました。そちらもご興味があれば是非お読みください。

bluenoteman.hatenablog.jp

もうちょっと体鍛えてくれー "チャレンジャー"

  まずは1985年にハドソンから発売された「チャレンジャー」です。

「チャーラララーラ♪ チャーラララーラ♪  チャララララーン♪」と軽快な音楽で始まるこのゲーム(シューベルトの「軍隊行進曲」という曲です)ですが、1面は主人公であるチャレンジャーが電車に飛び乗って、拐われたプリンセスを助けるためにドン・ワルラドを目掛けて進んでいきます。武器はナイフで鳥と子供?と雷雲が邪魔をしてくるので、ひたすら避けて電車の中へ。先頭車両まで進みますが、ここではドン・ワルラドを倒せず次のステージへ。

 2面は広大なマップを駆け巡り、建物の鍵を探しながらドン・ワルラドの本拠地を探します。ちょっと見た目はRPGぽいですが、完全なアクションです。ところどころ洞窟があり、その中では噴水を渡り歩きながら鍵を手に入れます。

 最後の本拠地では崖を登りながらドン・ワルラドを倒し、プリンセスを救出してミッションコンプリート!!

 

・・とゲームの全容を書いてみましたが、これだけ読むと楽しそうなゲームですねw

まあ、実際、音楽も軽快だし、楽しい雰囲気で始められるんですよ、、最初は、、、。

ただこの主人公、ジャンプが下手?なのか、噴水を渡り歩く時とか、ちょっとでも位置を誤ると真っ逆さまに墜落してやり直し。。まあ、みた感じ、主人公は人間なので、ジャンプ力といったらその程度なのかもしれません。ただ、「チャレンジャー」なんだからもう少し体鍛えとけよ!てツッコミたくなるような動きなんです。

でも、本当のチャレンジャーは当時、パッケージの絵だけで数千円もするゲームを購入していたファミっ子達だったのかもしれません・・・

 
アイドルゲームじゃないよ ”おにゃんこTOWN”

 お次はポニーキャニオンから発売された「おにゃんこTOWN」です。タイトルだけみると、当時の●●倶楽部のゲームか!!と一瞬思う方もいるかもしれませんが、全然関係ありませんw

猫のお母さんが連れ去られた子猫を救出しにいくゲームです。街中には犬がウロウロしており、猫のお母さんを追いかけてきます。ところどころにあるマンホールを使って犬を落として逃げ進む、というゲームなのですが、、、まあ、よく言えばシンプル、悪くいえばすぐ飽きる内容でしたね汗

当時のファミコンゲームは単純なものが多く、長続きするにはそれなりの忍耐力と、キャラへの思い入れなどが求められたと思うのですが、このゲームのキャラには何の思い入れももてなかったかな。まあ、可愛らしい雰囲気でしたけどね。

あと、当時は「抱き合わせ」という行為が流行っており、人気があってすぐ売れてしまうゲームに売れないゲームを抱き合わせて販売することなんですが、その「売れないゲーム」としてこの「おニャン子TOWN」がパッケージングされているのを良くみましたねー。

かくいう私は友達に借りただけなので、痛手を被りませんでしたが、なけなしの小遣いを貯めてこのゲームを買っていたら、と思うと、購入前にマーケティングが嫌というほどできる今の時代の凄さを改めて感じる次第ですw

by Nathalie Jolie