昭和人のつぶやき

昭和50年生まれのサラリーマンブログです

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40代から始めたサイクリング 〜お手軽な始め方 編〜

まずはお手軽・気軽なサイクリングを目指す

 

サイクリングを始めたきっかけ

私は趣味の一つとして「サイクリング」を楽しんでいます。主に週末、ロードバイクに乗り近所の川沿いのサイクリングロードを中心に走っていますが、この趣味も今年で5年目となります。でも初めからロードバイクに乗っていたわけではなく、走り始めた2年間はクロスバイクでの活動でした。

 

私がサイクリングを始めたきっかけは「人間ドックの結果」です。40歳を超えると、体の色々な箇所に不調のアラートが出始める方が多くなると思うのですが、私の場合、とにかく血液がドロドロでコレステロール値も善玉は基準値以下、悪玉は基準値を大幅に超えており、更に心臓の血管が一部石灰化している、という、まさに

心筋梗塞一直線の危険な状態であることがわかり、生命の危機を感じたわけです。

更には職場で心筋梗塞により入院した方がいたことからも、死がソロリソロリと近づいてきていることに恐怖を感じ、とにかく何か対策をしないとと思い、行き着いたのが有酸素運動でした。

 

有酸素運動とは

有酸素運動」とは名前のとおり、「酸素」をエネルギーとして使う運動であり、代表的なものにウォーキングや水泳、そしてサイクリングなどが挙げられます。酸素を多く取り入れることで、その酸素が心臓を使って全身に循環され、基礎代謝の向上や心肺機能の強化、血圧の安定などが効果として得られます。

体の隅々に新鮮な血液を循環させることで、血液をサラサラにする効果もあるようです。

※「有酸素運動」について、下記ページでも詳しく説明していますのでご参照ください

life.saisoncard.co.jp

有酸素運動は様々なメリットを持つ反面、デメリットもあります。その一つに「筋肉も消費してしまう」ということ。脂肪の燃焼だけならまだしも、筋肉まで消費してしまうと基礎代謝がさがり、体を維持できなくなります。それだと困るので「脂肪も消費」しつつ「筋肉もつけられる」運動としてサイクリングを選びました。

そして、私の家の近くには大きな川が流れており、たまたま川沿いがサイクリングロードとして整備されていたということ、そして同じ「走る」なら疾走感があり、景色の変化も楽しめて遠くまでいけるサイクリングなら、長く続けられそうだな、という思いもありました。これが5年前の「サイクリング」との出会いです。

 

まずは自転車を用意する

さて、サイクリングを始めるにあたり、最低限必要なのが「自転車」ですw

まあ、家にも自転車はすでにありましたが、通常のママチャリでしたので、自分のモチベーションを維持し、サイクリングを継続していくためにも新しい自転車を購入することにしました。

とはいえ、思いつきで始めた趣味、いきなり高額な投資はできないので「お手軽サイクリング」を目指して機種を選んでいきました。

サイクリングに向いている車種の代表格として「ロードバイク」と「クロスバイクがあります。ロードバイクは別名「ロードレーサー」とも言われ、速く走れるように設計された自転車です。そのため、色々な装備が削ぎ落とされて軽量化されていること、タイヤが細く、F1タイヤのようにツルツルなので平らな道(オンロード)を疾走するのに向いているタイプです。とにかく速く走れるので疾走感はこの上ないものがありますが、本体の価格も高く(最低でも10万円以上)、装備にも色々とお金がかかりますし、メンテナンスもそれなりに必要なので、お手軽サイクリストにはお勧めできません(汗)

 

一方で「クロスバイク」はロードバイクとマウンテンバイクを融合させたような性能を持つ自転車で、ママチャリよりもスポーティな設計がされており、タイヤもツルツルではないのでオンロード/オフロード どちらも走ることができます。そして価格がロードバイクよりも安いので、サイクリングを始めようとする方にはお勧めの車種となります。

ただ、クロスバイクにも色々なメーカーから色々な車種が出ており、迷うことこの上なしですw

価格も1万円台〜10万円くらいまでありますが、私は3万円台のものを選びました。

1万円台でもクロスバイクは買えるのですが、大体、自分で組み立てる形式のものなんですよね。街乗りならまだしも、これから河川沿いを少し距離長めに走ろうとしているのですから、途中で壊れたりしたら嫌でしたし、そもそも自分の組み立ての腕も信用ならなかったので、完成体のものを探すようにしました。

そして購入したのが「cyma primer」という車種です。cymaというメーカーはネット専門の自転車通販サイトなんですが、プロの整備スタッフが組み立ててくれたものを送ってくれるので、自分で組み立てるのと違い安心感がありました。

cymaの評判を見てみると賛否両論ありましたが、割と良い評判の方が多かった気がします。実際に2年間、長距離サイクリングに使いましたが、一度も故障したことはなく、安心して乗り続けることができましたよ(今でも街乗り用として活躍してくれています)

私の愛車です

 
最低限、必要な装備

さて、自転車本体は無事、購入することができたので、あとは「最低限、必要な装備」について触れておきたいと思います。

上に掲載した写真は「納品されて間もない」頃のものとなり、まだほとんど装備がついていない状態です(ライトくらいですね)。

必要だと思うものは下記のとおりです。

 

①ライト:法令上、取り付けが必須となります。その他にも「ベル」「反射板」が必須なのですが、私が購入した車種には初めからついていたので、ライトだけ後から購入しました。私は基本、早朝サイクリストなのでライトは必要ないと思い、とにかく安いもの(1,000円以下)を付けていました。ただ、経験上お勧めするのは明るいものでバッテリー式」です。早朝とはいえ、冬になると5時、6時は真っ暗です。また、ライトの役割として「周りを照らす」という他に「自分の存在を知らせる」というのがあります。サイクリングロードだと周りに歩行者の方もいたりするので、早く存在に気づくことが大事です。そして対向車もいますので、正面衝突などを防ぐために「自分が走ってますよ」と知らせることも必要です。

また私は始め「電池式」のものを使っていたのですが、2年ほど交換せずにいたところ、電池が劣化して液体が漏れてしまい、ライトがつかなくなるという事態に陥りました。なので充電式(バッテリー式)をお勧めします。サイクリングの都度、家に持ち帰り充電するという面倒臭さは伴いますが、物持ちはよいです。

※私が現在使用しているもの

 ↓ ↓ ↓

 
②ワイヤーロック:盗難防止のために施錠アイテムが必要です。クロスバイクだと大体、ママチャリのようなキーロックが標準でついてこないことが多いので、別途購入することになります。ワイヤーはなるべく太めで簡単に切られないようなもの、そしてダイヤル式が良いと思います。鍵式だと鍵を無くした時、悲劇です(汗)
下記のワイヤーロックはサドル下にひっかけて収納できるので便利ですよ。
 
 ↓ ↓ ↓ ダイヤル式が便利です

 
③ドリンクホルダー:サイクリングに出かける際、水分補給は必須です!!特に夏などは水分無しで出かけるのは自殺行為なので絶対やめてください。で、サイクリング中、こまめに水分を摂るにあたり、ペットボトルだといちいち立ち止まって飲まないとダメなのと、その「いちいち立ち止まる」行為が面倒臭く感じ、水分補給が疎かになりがちです。これ、結構危険なんです(汗) 
なので、まずドリンクは取り出し易い位置、フレームのところに置きましょう。そのためには「ドリンクホルダー」が必要となります。また、ペットボトルではなく「ドリンクボトル」を使いましょう。ロードバイカーも多くの人が使っている「CAMELBAK」は値段も安く、ギュッと本体を握るとすぐに中身が出てきて片手でも飲みやすく、お勧めですよ。
 
 ↓ ↓ ↓ ドリンクホルダー

 
 ↓ ↓ ↓ ドリンクボトル

 

④ヘルメット:「必要最低限な装備」の最後は「ヘルメット」です。サイクリングはジョギングよりもスピードが出ますし、長距離を走ると疲労感も蓄積されてきて、何かの拍子に転んでしまうこともあるかもしれません。そんな時のことを考えて、頭部だけは守れるようにしておく必要があります。「警察庁」のデータでは、自転車乗用中の事故で亡くなった方は6割が頭部に致命傷を負った、と言っています。また、ヘルメットを着用していない時の致死率はヘルメットを着用している時に比べて2倍以上との見解も出されています。

※以下、警察庁データより

www.npa.go.jp

私は5年間、サイクリングを続けていますが、幸い大きな怪我もなく、もちろん頭部をぶつけるような事もありませんでした。ただ、それは運がよかっただけのことであり、知り合いには対向車と正面衝突して大怪我を負った人もいます。何が起こるかわかりませんので、命を守るためにも最低限、ヘルメットは着用しましょう。

さて、どんなヘルメットが良いかというと、こればかりはコストでなく安全性を重視しましょう。ヘルメットも安いものは数千円〜、高いもので数万するものまであるのですが、お勧めは「OGK KABUTO」社の製品です。OGK KABUTO社は日本のサイクルツールメーカーであり、日本人のシルエットに合う商品を開発しています。海外でも有名なメーカーはあるのですが、やはり海外だけあって外国人向けのモデルが主流となります。日本人の頭は外国人と比べて全体的に大きいので、外国製のヘルメットだとフィット感がおちる場合が多いです。ヘルメットは特に、サイクリング中、終始身につけているものになりますので、フィット感が悪いと気になって走りに集中できなくなります。私も最初は何も考えずに価格重視で試着もせず買ったのですが、紐の部分が耳に食い込んで痛く、サイクリングどころではなかったのを思い出します。なのでヘルメットはサイクルショップなどで試着してから選ぶようにしましょう。

※OGK製品もモデルによって価格帯が異なります。始めは6、7千円くらいのモデルで充分かと思います。 

 ↓ ↓ ↓ 

 
愛車で外に飛び出そう!
以上、サイクリングを楽しむのに最低限必要なアイテムを紹介させていただきました。
①ライト ②ワイヤーロック ③ドリンクホルダー&ボトル ④ヘルメット これに自転車本体を合わせておよそ5万円くらいの予算があると良いかと思います。
もちろん、今回ご紹介した以外にも色々なサイクリンググッズがあるのですが、まずはお試しで上記のものを揃え、とにかくサイクリングを始めちゃいましょう!!
きっと普段の生活では出会えないものがそこに待っていますよ★
 
※次回は「あると良い」サイクリンググッズをご紹介します。