昭和人のつぶやき

昭和50年生まれのサラリーマンブログです

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eco検定 〜1ヶ月の勉強で合格する方法〜

eco検定、合格しました!!

突然ですが、叫んでみましたw

小生、先日”eco検定"という資格試験を受験してきたのですが、

何とか合格することができたので、思わず嬉しくて記事にしてしまいました。

 

なんだ突然!!

 

と思われた方もいらっしゃいますよね。

私、日頃は会社員をしておりまして、仕事の関係上、このeco検定を取得する必要性が出てきてしまったというだけの話なのです。。

 

 

eco検定とは?

社会人の方ならご存知の方も多いかと思いますが、簡単に言いますと「環境問題への意識が高まっている中、企業の社会的責任(CSR)やSDGs(持続可能な開発目標)に関する知識をつけてビジネスに活用していくことができる」資格、というか知識になるわけです。

この資格を持っていると給料がアップする、とか転職に有利、とかそういうものではないのですが、私たちが生活しているこの世の中、もっと広くいうと我らが地球に対して優しくなれる、そんな超グローバルなアクションにつながるきっかけとなりますw

・・・と言ってはみましたが、皆様の中でも「会社から取るように言われてるんだよな〜」て方が一番多いのかもしれません。

社会人は仕事がありますので、なかなか勉強の時間もとれないですし、ましてや初めて勉強する分野を自力で開拓していくのって非常に面倒臭いですよね。なので、せめてeco検定に関しての私の勉強法をお話ししますので、もし1ミリでもお役に立てていただければ幸いです。

 

eco検定の受験方法

現在実施しているのは「第33回」ですが、こちらはすでに受付完了していますので

これから申し込もう、という方は次回の「第34回」を受験することとなります。

受験方法は2種類あり、自宅のPC環境で受験できる「IBT方式」と、所定の会場に赴いて受験する「CBT方式」があります。受験料はIBTが5,500円、CBTが7,700円です。

会場に行く方が人件費なども発生するので高いのでしょうね。ただIBTの場合、事前にPCを設置している部屋全体をカメラで見せる、ということもあるようです。私は緊張感を以て臨みたかったこともあり、CBT方式を選択しました。ここはお好きな方を選べば良いかと思います。

 

以下、eco検定に関する公式サイトです

 ↓

kentei.tokyo-cci.or.jp

 

勉強時間について

今回、私は1ヶ月かけて勉強を進めました。

1ヶ月、と言いましても受験生のように毎日8時間とかやるわけではなく、1時間程度コツコツと勉強するようにしていました。

私は「朝型人間」なので、仕事を始める1時間前から集中して机に向かうことを続けるようにしました。(夜だと大概、お酒を飲んで良い気分になってしまっている、というのもあります汗)

 

勉強に使ったもの

私は参考書を読んでいても全然頭に入らないタイプでして、問題を解いて間違ってはじめて、頭にインプットされることが分かっていたことから、今回もいきなり問題集を解くことから始めました。

eco検定 公式問題集(2022年版)」という、検定を実施している「東京商工会議所」が出している公式の問題集を購入しました。

 

もともと、eco検定には公式テキストがあり、全部で6章構成です。

第1章 持続可能な社会に向けて

第2章 地球を知る

第3章 環境問題を知る

第4章 持続可能な社会に向けたアプローチ

第5章 各主体の役割・活動

第6章 エコピープルへのメッセージ

 

このような章立てとなり、各章から満遍なく出題されます(第6章からはほとんど出ていないようです)。問題数は90問、制限時間は90分となります。

え?90分で90問て、間に合うの??

と思った方もいらっしゃいますでしょうか。確かに問題数は結構ありますよね。

ただ、ほとんどが一問一答のような形式ですので、90分まるまるかかるようなことはありませんでした。(何も勉強せず臨んだ時も40分くらいで終わりました。まあ、成績はついてこなかったですが・・・)

厳密に言うと、「次の中から不適切なものを選べ」ということで4つの文章が出てくるところもあります。2、3行の文章×4つということで結構読み応えのある設問もあるのですが、基本は何かの単語を表現している文章ですので、単語の意味を覚えていれば解けるものがほとんどです。

 

さて、問題集に戻りますが、過去の実際の問題+模擬試験が4つ掲載されていますので、前から順番に解いていくこととなります。

私の場合、1年分ずつ解くのではなく、大問1問ごとに答え合わせをして、解説を見て覚えていくようにしていました。いきなり1年分やってしまうと、1日1時間と言う勉強方法では答え合わせ+覚える、と言う作業が翌日以降になってしまいます。問題を解いてすぐに解答を見たほうが、「問題を解いていた時に悩んだこと」などを覚えているので、頭に入りやすいかなと思いました。

 

一応、そんなやり方で過去問+模擬試験3つ分を終わらせたのですが、そこであることに気づきました。

「単語の意味は覚えてきているが、流れがわからない・・・汗」

そうなんです。eco検定では色々な「条約」とか「会議」とか「法律」とかがものすごくたくさん出てくるのですが、問題集だけやっていると断片的にしか覚えられないんですね。。

例えば「オゾン層保護のための取り決め」として「ウィーン条約」「モントリオール議定書」というのが出てくるのですが、どういう流れでどっちが先に出てきたのか、とか全然頭に入らないんですね。。(年号とか書いてあるので、順序はわかるのですがストーリーが見えない、、、)

そのため、2週間ほど勉強を進めたところで、急遽公式テキストも購入することにしました。

 
チクショー!!問題集だけの投資で済まそうと思ったのに、、しかもテキストのほうが高いしサイズもでかい!!(写真で見ると問題集と同じ大きさにみえますが)
ということで、一旦、問題集の最初から「×」となったところのみやり直し、都度都度テキストを見ながら流れを掴んでいったのでした。公式問題集だけあって、解説には必ず「テキストP●参照」と書いてくれているので、わからないところはすぐに調べることができます。

 

公式テキストは最初から読むのではなく、間違えた問題に対して辞書のように調べて

マーカーして、ということを繰り返していきました。

例えば4択の問題があったとして、答えは1なんですが、2、3、4の説明が

それぞれ何を指しているのか(試験では2が何か、て問われるかもしれないですからね)をテキストで調べるようにしました。

 

アプリもおすすめ

問題集、テキストに続き、もう一つ使ったのが「スマホアプリ」です。

apps.apple.com

上記の問題集アプリを、風呂上がりや食事の後の休憩時間などに「クイズ感覚」で解くようにしました。

「ランダム」というメニューがあり、各章および全体でランダムに10問、問題を出してくれるので解答を順番で覚えるようなこともなく、実力がつけやすいアプリでした。

問題集とテキストの学習って、机に向かってやらないといけないので結構疲れますよね。スマホアプリだったら寝ころがりながらでもできるので、隙間時間に学習につながるのが良いところだと思います。

実際の画面

   



さて、本番は?

今回、私なりに時間をかけて(しかもテキストを買ってまで)勉強したので「まあ、なんとかなるだろう」という気持ちでのぞんだのですが、さすがこうしている間にも環境問題というのは刻一刻と変化しているだけあって、見たことがない設問も出ました。・・・が、大半は勉強した内容でカバーできた(と感じた)こと、および当てずっぽうの勘もあたったのでしょう、、94点で合格することができました。

 

最後に、、、

今回は「試験勉強」という意識で臨んだわけですが、気づいてみるとSDGsに関する17の目標を理解できていたり、小学生時代に良く街中で放送されていた「光化学スモッグ」がどういうものなのか身近に感じられたり、等、日常生活に役立つ知識が身についたのでよかったなと感じています。

中々、本だけ読んでも身につかない、私のようなタイプの方はあえて勉強に挑むことで新しい知識を身につける、そんな覚え方もおすすめですよ★